ラジエターキャップ部品(負圧弁)【目的:難付着性】
Before

クーラント液の成分に含まれるアミン系の防錆剤は、発がん性物質を生成する可能性があるということで、非アミン系の防錆剤を含むクーラント液へ転換したところ、
・ 主圧弁(ゴム)を侵してしまう
・ 負圧弁(SUS)の固着
という問題点を引きおこす原因に。
上記は、低温時クーラント液がリザーブタンクとラジエター間を移動できなくなり、オーバヒートやラジエターの破損・破裂の原因になってしまった。
After
改善効果

従来は他社の塗膜コーティングを利用されていたということで、これらの問題点をお客さまからヒアリングし、フロロコート名古屋から塗膜の選定、および改善効果を出しました。
効果
- 塗膜の選定(フロロコート名古屋より塗膜の選定)
→ 塗膜がはがれなくなった
→ 固着をさせない
フロロコート名古屋からのご提案
ふっ素樹脂の物がくっつきにくい性質を利用し、主圧弁と負圧弁の固定を防止しました。 このクーラント液が直接触れる厳しい使用環境に耐えられる樹脂は、ふっ素樹脂以外にはほとんどありません。